浅倉カンナ選手の引退試合は、9月29日の「RIZIN.48」で行われました。対戦相手はRIZIN女子スーパーアトム級王者の伊澤星花選手で、試合は3ラウンドの激闘の末、判定で伊澤選手の勝利。
序盤から伊澤選手の圧力を受けながらも、特に2ラウンドではたしかノースサウスチョークでしたか、極めさせずにしのぎ、最後まで粘り強い姿勢が印象的でした。
おそらくカンナ選手にとって、この試合は単なる勝ち負け以上の重みがあったのだと思います。それこそ全選手入場式の時点で涙を流す場面もありましたし、これが最後だという決意も溢れていました。
最後に「最高の格闘技人生でした」と語り、リングにオープンフィンガーグローブを置いた瞬間はこちらもグッと来ましたね。
引退試合を勝ちで飾ることはできませんでしたが、しかし浅倉カンナという女子格ファイターが見せた闘志、そして最後まで諦めない姿勢に感謝しかありません。
浅倉カンナ選手、お疲れさまでした。そしてたくさんの勇気をありがとうございました。